東京消防庁の消防官採用試験で「面接試験当日の動き」と重要事項について解説

消防士になるためのオンラインスクール「東消塾」の講師と代表を務める友口です。

「面接試験って、実際にどんな感じで行っているのか知りたい!」
「面接が大事なのはわかっているけど、具体的にどのようなことが重要なの?」

そんな悩みを抱えてはいませんか?

面接試験って、筆記試験や小論文試験のようになかなか情報が出回っていないので、情報収集するのも大変だと思います。

ということで、この記事では

東京消防庁の消防官採用試験で「面接試験当日の動き」と重要事項について解説し、面接試験の全貌を明らかにしていきます。

東京消防庁の人事課にいた人の話も入っているので、絶対に最後までご覧ください!

目次

面接試験の基本情報

  • 面接試験:個人面接
  • 面接内容:受験生自身のことについて
  • 時間:約20分〜30分程度

面接試験の内容に関しては、受験要項にもほとんど出ておらず、上記の情報に関しては東消塾の生徒から聴取した内容になっています。

実際に受験された受験生の声なので、大きな相違はありません。

面接当日の流れ

簡単に面接当日の流れについて解説していきます。

面接は数日間にわたり行われますので、そのうちの指定された1日があなたの受験日になります。

面接当日は

このような流れで行われます。

特に注意しなければならない部分が、面接カードを記入するタイミングと待機中のタイミングです。

面接カードの記入に関して

面接カードの記入は、筆記試験のように約20分程度の試験時間を設けられ、時間内で仕上げなくてはなりません。

その際に、小論文試験でも指摘をしている、「文字を丁寧に書くこと」を意識しましょう。

面接カードは、面接の際に面接官がその情報をもとに質問を投げかけてくる可能性が高くなるため、面接官が読みやすい文字で書いていなければ、その時点で大きく減点になってしまう可能性があります。

また、試験中はボールペンでの記入になることから、訂正方法に関しても注意しましょう。

ぐちゃぐちゃっと文字をごまかすように消すのではなく、二重線を使って社会人として当たり前の訂正を心がけてください。

面接の待機時間について

面接の待機時間中は、すでに面接試験が始まっているというものを覚えておいてください。

基本的には、試験会場についた時点から、全ての行動と言動が試験の対象であると思っておくと良いでしょう。

以前受験生から聞いた話なのですが、待機時間中に居眠りをしていたということを聞きました。

この受験生が合格したかどうかは定かではないですが、その態度を試験官が見たらどう思われるでしょうか?

社会に出る人材としての自覚、消防士になることの自覚を持って試験に挑むようにしてください。

東京消防庁の2次試験の合否は面接試験で決まる

東京消防庁の面接試験は、2次試験を突破し、最終合格を勝ち取るためには ” 最重要 “ の試験項目となっています。

それは、巷で噂をされている
「東京消防庁の試験は、人間性重視の試験になっている」ということにあります。

やはり、試験官の目線から考えてみると、受験生たちはこれから同じ職場で働く仲間になるわけなので、積極的かつ明るい性格のを持つことから、職場での人間関係をうまく気づくことができる人で、自ら考えて行動を起こすことができる人を求めることはごく当たり前のことなんですよね。

また、輝かしい成績を残しているわけではなくても、愚直に行動することができる人が組織の中では求められます。

だからこそ、面接試験に対してしっかりと向き合い、準備をして当日を迎えることが重要になります。

面接試験の会場はブースで区切られている

東京消防庁の面接試験会場は、数年前までは渋谷区西原にある消防学校の5階大講堂を使用していましたが、近年の面接試験は千代田区麹町にあるスクワール麹町の施設を使用して行われています。

ただし、試験会場内部の作りに関してはそこまで変わず、パーテーションで区切られた面接試験室を設置し、同時に10人ほどの受験生が面接を受けるようになっています。

会場内部のイメージはこんな感じです。

このような構図の面接試験室を、同じ部屋にいくつも用意している感じです。

そのため、面接当日は他の受験生の声とあなた自身の声が入り混じって聞こえてしまうので、大きな声を出しすぎる必要はありませんが、ある程度声を張って面接の質問に応じる必要があります。

面接当日にルールを提示されることがある

面接当日は、試験会場でルールを提示されることがいくつかあります。
例えば、

・大声を出して面接を行わないようにしてください
・マスクは着用したまま面接を行ってください
・面接室から退出する際の「ありがとうございました」を言わずに退出してください

など、張り紙や口頭で提示されますので、確実にルールにしたがって行動するようにしてください。

提示されたルールを守ことは、採点項目の一つになっていますので、確実に順守した行動をとるようにすることで、無駄な減点をされずに済みます。

ルールを守れない人材は、職員として勤務している中で不祥事を起こす原因や人の命に関わるミスをする可能性があります。

面接対策に ” 絶対必要 ” な対策方法

あなた自身の過去を振り返ること

面接試験では、志望動機や自己PRはもちろん、受験生であるあなたの経験についての質問を多くされることがあります。

また、その回答によっては、面接官か気になったことに対して深堀をするような質問を投げかけてくることがあります。

そのため、あなた自信の過去を振り返っておかなければ、答えられない質問をされることがあるのです。

できる限り具体的な回答をすることが重要になるので、面接当日までにしっかりと過去を振り返り、どんな経験をしてきているのか、今のあなた自身にどのように活かされているのかをしっかり深掘りしておきましょう。

模擬面接を行うこと

模擬面接を行い、面接の空気感に慣れることや、自分自身が発している言葉を相手が理解できているのかを知る必要があります。

そのために必要なことが、模擬面接を行うことになるのです。

模擬面接を行い、あなた以外の人からのフィードバックをしっかりもらい、修正することによって、試験当日の面接で話す内容や言葉使いなどが適切な形になっていきます。

また、面接では独特な緊張感が生まれますので、その空気感にも慣れておくことで、試験当日は緊張しすぎることなくスムーズに面接をこなすことができます。

準備10割で試験に挑むこと

試験当日までにしっかりと対策を行い、試験当日は自信を持って面接を受けることが重要です。

自信を持って試験を受けに来ているのか、それとも自信があまりない状態で試験に来ているのかに関して、面接官はたくさんの受験生を見てきているプロフェッショナルですので、確実に見ぬかれます。

自信を持って試験を受けるためには、しっかりと準備してきたか、どれだけあなた自身と向き合ってきたのかがとても重要です。

自信を持って試験を受けるためにも、準備は8割ではなく、10割で行いましょう。

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この記事を書いた人

【生年月日】 1992年6月23日 

【経歴】
株式会社dcn 代表取締役社長
東消塾 代表 
Mindset Professional Coach
元東京消防庁職員

【目的】
東京消防庁の受験生のために
" 挑戦できる環境づくり "をして
最高な人生を歩むための
" ターニングポイント "となる

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