「消防士を辞めなければよかった」と後悔している人が知っておくべきこととは

TOMO LABO

東京消防庁採用試験の対策に特化したスクール「東消塾」を運営している、TOMO LABOです!

消防士としての誇りとやりがいを感じながらも、厳しい職務や人間関係に疲れた結果、消防士を辞めてしまって後悔している人もいるのではないでしょうか。

今回の記事では、同じような悩みを抱えたことのある元消防士である筆者の体験談をもとに、消防士を辞めたことを後悔している人が知っておくべきことをお伝えします。

後悔している現状を変え、今後の人生をより良くしたいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。

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目次

消防士を辞めた後に感じる後悔の理由とは

消防士を辞めた後に感じる後悔の理由とはh2画像

消防士を辞めた後に感じる後悔は、実際に辞めてからしか気付きません。

「本当にこれで良かったのか」という不安や疑念が頭をよぎることもあるでしょう。

本章で挙げる後悔の理由を知ることで、今の自分の決断を再考し、今後どう行動すべきかのヒントが得られるはずです。

転職に失敗してしまった

消防士から転職をして失敗したと感じる大きな理由として、そもそも転職に失敗してしまったことが挙げられます。

転職の失敗例
  • 給与や待遇面が悪化した
  • 人間関係が悪化した
  • 企業の業績が悪かった
  • 本当にやりたい仕事ではなかった
  • 聞いていた条件と実際は違った
  • 自分に向いていない仕事だとわかった

転職前に持っていた期待と現在の環境に、ギャップが生じるケースは少なくありません。

消防士は地方公務員であるため、安定した雇用や給与、社会的な信頼など、さまざまな恩恵が得られます。

それらすべての恩恵を投げ捨てた結果、消防士時代のほうが良かったと感じ、後悔してしまいます。

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各転職会社が転職者にアンケートを行った結果、バラつきはありますが、約20%〜50%程度の人が転職を後悔しているそうです。

家族や周囲の反応が良くなかった

消防士は人の生命や財産を守るという名誉ある仕事ですし、安定性の高い仕事です。

そのため、転職後に家族や周囲からの反応が良くなく、精神的な負担を感じる人もいます。

もちろん本人の意志が1番大切なのですが、親から「安定を捨てるなんて」と言われたり、友人からは「消防士のほうが絶対いいのに」と言われたり、自分の決断が間違っていたかのように扱われることも。

ストレスを改善するために転職したのにもかかわらず、周囲の理解が得られないと、よりストレスを抱えてしまう悲しい結果となってしまいます。

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結婚を考えていた場合、人生プランが少しズレてしまう可能性も…。

思い返せば消防士が楽しかった

消防士はたしかに大変な仕事ですが、その分やりがいが大きく、充足感が得られます。

今までは過酷な状況に身を置くことで感じてきたやりがいが、転職することによって感じられなくなるのも無理はありません。

消防士でしか得られない充足感
  • 危険との隣り合わせで得られるチームワーク
  • 生命を救うという大きな達成感
  • 直接誰かの役に立てるという実感

消防士になろうと決めた当時、これが自分の使命なんだと感じた熱量は、一般企業ではなかなか得られないものです。

転職後に熱量を感じず、虚無感に苛まれ、次第に「消防士だった頃に戻りたい」と感じてしまいます。

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僕は「消防士という素晴らしい仕事をもっと広めたい」という思いで退職したので、たしかに当時の楽しさは思い出すものの、後悔はあまり感じませんでした。

消防士を辞めようか迷っている人が考えておくべきポイント

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この記事を読んでいる人の中には、退職しようと思っているもののまだ消防士を辞めておらず、「実際に消防士を辞めたらどんな後悔が待っているのか知りたい」と考えている人もいることでしょう。

そんな人のために、辞めようと迷っているときに考えておきたいポイントをご紹介します。

ポイントを理解し、今のうちに自分の気持ちや状況を見つめ直してみましょう。

辞める理由を明確にする

「なぜ辞めたいと思ったのか」を明確にすることは、転職後に後悔しないための重要なポイントです。

自分の現状を冷静に把握することで、転職先を選ぶ際の判断材料にできます。

単に「仕事がキツい」だけで退職してしまっては、後々後悔することでしょう。

肉体労働が許せないのか、長時間労働が許せないのか、働く時間帯が許せないのか、辞める理由をより明確にしておかないと、結局転職先でも同じく仕事がキツいと感じてしまいます。

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体力仕事がキツいならデスクワークを、長時間労働がキツいなら定時退社の仕事を選ぶなど、仕事選びの指標になります!

転職後に望む条件を明確にする

転職後に望む条件を明確にすることで、転職先に選んだ会社とのミスマッチが防げます。

求める条件には給与・労働環境・休日の多寡など、さまざまな条件がありますが、もちろんどの条件も取ろうとすれば転職先はありません。

逆に、あまり妥協しすぎてしまうと消防士をやっていればよかったと後悔します。

自分の中で絶対に譲れない条件は何かを選別し、その条件に基づいた転職先を探しましょう。

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100%理想の転職先はありませんので、ある程度の折り合いを付ける必要があります!

そもそも今ある問題が解決できないのかを考える

転職を考える前に、今ある悩みや問題を職場内で取り除けないかを考えましょう。

人間関係に悩んでいるなら人事部に相談してみるのも手ですし、給与に不満があるなら資格を取得して技能を身に付ける、労働時間に不満があるなら昇任して本部勤務になるよう努力するなど、方法はいくらでもあります。

もちろんすぐに解決するのは難しいのですが、環境を変える努力をせずに転職してしまうと、転職先で同じ問題に直面してしまう可能性が高まるので注意です。

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問題を解決し、消防士として楽しく仕事ができるのがベストですね!

消防士を辞めなければよかったと後悔している人がするべきこと

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すでに消防士を辞めてしまい、転職先で「辞めなければよかった」と後悔している人は、より満足のいくキャリアを再構築する方法を考えなければなりません。

答えは単純で、今よりも良い環境に身を置くことです。

新しい環境で充足感や達成感を得ることで、過去の自分の選択に自信を持てるようになります。

「良い環境」の定義が給与なのか人間関係なのか、それとも労働条件なのかはあなた次第ですので、もう一度自分が本当に求めているものは何なのかを問いましょう。

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今よりも幸せになれれば、今感じている後悔なんて忘れます!

消防士に復職することは可能なのか?

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非常に困難な道のりですが、消防士に復職することは可能です。

面接で「なぜ復職しようと思ったのですか?」「なぜ以前は辞めてしまったのですか?」と聞かれたとき、しっかりとした回答が出せないと、その時点で不合格が決まってしまいます。

採用側の立場から考えると、再雇用してまた退職されるリスクを負うことになるため、厳しく見られるのは当然のこと。

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不合格になる可能性が高くても、「もう一度消防士として本気で働きたい!」という強い想いのある人は、復職も視野に入れてみてもよいかもしれません。

消防士を辞めて後悔している人が知っておくべきことのまとめ

消防士を辞めなければよかったという後悔についてのまとめです。

この記事で覚えておきたいこと
  • 後悔を払拭するためには現状を改善する他ない
  • 消防士から転職するなら辞める理由や求める条件を明確化する
  • 消防士を辞める前に問題を解決できないかを一度考えるべき
  • 消防士に復職するのは非常に困難だが、熱意があるなら一考の余地はある

消防士から転職をして残った後悔は、すぐには消えません。

まだ転職しておらず、消防士を辞めようか迷っている人は、もう一度転職するかどうかを真剣に考えてみてください。

すでに転職してしまった人は、本気で消防士としてもう一度チャレンジしたいという信念があるなら、復職も考えてみましょう。

できるだけ後悔のない人生を送れるよう、できる限りの努力と行動をしてみてはいかがでしょうか。

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復職する場合は、より徹底的な対策が必要!絶対に試験に受かりたい人は、ぜひ「東消塾」の相談を受けてみてください!

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この記事を書いた人

【経歴】
株式会社dcn 代表取締役社長
東消塾 代表 
Mindset Professional Coach
元東京消防庁職員

【目的】
東京消防庁の受験生のために
" 挑戦できる環境づくり "をして
最高な人生を歩むための
" ターニングポイント "となる

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