消防士の面接試験では、半数以上の受験者が落ちることがザラにあります。
自分の良さをしっかりとPRできなければ、ほぼ確実に落ちてしまうでしょう。
そこで今回の記事では、自己PRについて以下のことを中心に解説していきます。
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消防士の自己PRと志望動機は何が違う?
消防士の面接試験では、自己PRだけでなく志望動機も聞かれることがほとんどです。ただ、自己PRと志望動機の違いを明確に理解できていない方もいます。
面接官からの質問に的確に答えるためにも、自己PRと志望動機の違いは必ず理解しておきましょう。具体的な違いは、以下の通りです。
- 自己PRは「強みをアピール」するためのもの
- 志望動機は「消防士を目指す理由」を伝えるもの
それぞれの違いを理解した上で自己PRを考えることで、明確な違いを持って回答できます。自己PRは、面接官への印象を決める重要な回答にもなるため、必ず確認しておきましょう。



自己PRと志望動機が混ざっていてわかりづらい方も多いんです!
自己PRは「強みをアピール」するためのもの
自己PRは、自分のこれまでの経験や性格を通じて「消防士として活躍できる強み」を具体的に伝えるためのものです。面接官は、あなたがどんな能力を持っていて、それが消防の現場でどのように活かされるかを知りたいと考えています。
例えば「体力に自信がある」「チームで動くのが得意」「責任感が強い」など、消防士に必要とされる資質を、自分の言葉で裏付けながら伝えることが重要です。単なる自己紹介ではなく「この人物なら現場で力を発揮できそうだ」と思ってもらえるような説得力ある内容が求められます。
そのためには、エピソードを交えながら、自分の強みがどのように培われてきたのかを具体的に伝えることが大切です。
志望動機は「消防士を目指す理由」を伝えるもの
志望動機は、数ある職業の中からなぜ「消防士」を選んだのかを伝えるものです。面接官は、受験者がどれほど本気で消防士になりたいと考えているのかを図ろうとしています。
例えば「幼い頃に火災を目の当たりにして、消防士に憧れを抱いた」「地域の防災活動に参加した経験から、人の役に立つ仕事をしたいと思うようになった」など、個人の経験や価値観に根ざした動機があるかどうかが重要です。
また、ただ「消防士になりたい」という熱意を伝えるだけでは不十分です。なぜ、その消防本部を志望しているのかまで踏み込んで話せると、より説得力を持たせられます。
消防士の自己PRで見られている部分
消防士の面接で自己PRを求められる理由としては、自己PRから受験者のある部分を評価していることが挙げられます。消防士の自己PRで見られている部分は、以下の3つです。
- 消防士として活躍できるかどうか
- 自分の強みを理解し伝える力があるかどうか
- 公務員としての適性があるかどうか
自己PRでは、以上の点を見られていることを理解した上で回答内容や伝え方に注意する必要があります。逆に、この3つを徹底した自己PRができていれば、面接官に好印象を与えられるということです。



回答内容だけでなく、伝え方や表情なども大切です!
消防士として活躍できるかどうか
消防士の自己PRでは、あなたが消防士として活躍できるかどうかを判断しています。消防士は、火災や災害、救急など命に関わる現場で瞬時の判断と行動が求められる仕事です。
そのため、自己PRを確認することで体力や精神力・判断力・協調性などの現場で必要な資質やスキルを持っているかどうかを評価しています。
自己PRでは、長所をアピールするだけでなく「その強みが消防士の職務にどう活かせるのか」を明確に伝えることが大切です。例えば「学生時代の部活動で培った精神力できつい訓練でも乗り越えて成長に繋げられる」のように具体的な経験に基づいて伝えましょう。
自己PRを通して、自分が消防士として活躍する姿を具体的にイメージさせることが、合格への一歩となります。
自分の強みを理解し伝える力があるかどうか
消防士の自己PRでは、自分の強みを理解し伝える力があるかどうかを判断しています。これを判断されている場合、自己分析力に加えてコミュニケーション力の両方が試されているということです。
例えば、自分の強みが協調性だと伝えるだけでは不十分です。「なぜ協調性が強みだと思ったのか」や「協調性が消防士になってからどのように活かせるのか」を伝えましょう。
また、面接官に好印象を与えることだけが自己PRの目的ではありません。消防士は、住民対応やチームでの活動など、現場で多くの人と関わる職業です。そのため、自分の強みを理解し適切に伝える力は、現場での信頼関係構築や円滑な連携にも直結すると言えるでしょう。
公務員としての適性があるかどうか
消防士の自己PRでは、公務員としての適性があるかどうかを判断しています。消防士は地方公務員であり、住民の生命・身体・財産を守るという重大な責任を担っていることを忘れてはいけません。
自己PRに「規律を守る意識があるか」や「組織の一員として行動できるか」などが、含まれているかは非常に重要な要素です。
おすすめとして、チームでの活動やボランティア経験などのエピソードを伝えることで、強みに加えて公務員としての適性もアピールできるでしょう。
消防士におすすめの自己PR例文7選
消防士におすすめの自己PR例文として、以下の7つを紹介します。
- 冷静な判断力
- 責任感
- 協調性
- リーダーシップ
- チームワーク
- コミュニケーション力
- 体力や筋力
自己PRは自己流で考えるのではなく、例文に沿って自分なりにアレンジするのがおすすめです。大枠の中に、自分ならではの強みやエピソードを加えることで、効率よく洗練された自己PRを考えられるでしょう。



これから紹介する例文は「PREP法」と呼ばれる相手に伝わりやすい構成で考えたものになります!
冷静な判断力をアピールする例文
消防士の現場では、感情的にならずに冷静に判断し、最適な行動が取れる能力が非常に重要です。冷静な判断力があることを伝えることで「現場で信頼できる人材」としての印象を与えられます。
冷静な判断力をアピールする例文は、以下を参考にしてください。
【冷静な判断力をアピールする例文】
私は、どんな状況でも冷静に判断し行動できる力があります。イレギュラーなことが起きても、落ち着いて物事を整理し、正確に状況を見極めることを常に意識してきたからです。大学の山岳部活動中、突然天候が悪くなった際にも焦る仲間をなだめつつ、落ち着いて安全な下山ルートを判断し、全員無事に下山させた経験があります。このような判断力を、災害現場でも冷静に対応が求められる消防士の仕事に活かしたいと考えています。
落ち着いていて行動できたという主観だけでは印象に残らない可能性もあるため、第三者にも評価された行動や成果があったかどうかを盛り込むことで説得力を高められます。
責任感をアピールする例文
消防士は、人命や財産を守るという重大な役割を担っています。そのため、与えられた任務に対して最後までやり抜く責任感があるかどうかは、消防士の素質として必要不可欠です。
責任感をアピールする例文は、以下を参考にしてください。
【責任感をアピールする例文】
私は、どんな仕事にも責任を持って取り組むことを大切にしています。途中で投げ出さず、任されたことを最後までやり遂げる姿勢を常に意識してきたからです。アルバイトで新人指導を任された際、相手が不安なく仕事を覚えられるよう、業務後にも時間を作ってフォローを続けた結果、感謝されるとともに店舗の離職率の改善にもつながりました。責任を持って行動する姿勢を、消防士という責任の重い職務でも発揮していきたいと考えています。
責任感を伝える際には「任されたことをやりきった経験」を具体的に話すことが重要です。抽象的な表現だけで終わらせず、誰に対してどのような責任を果たしたのかを具体的に示すことで、説得力のある自己PRになります。
協調性をアピールする例文
消防士の現場では、人や部隊の連携が欠かせません。そのため、周囲と円滑にコミュニケーションを取り、状況に応じて柔軟に役割を果たせる協調性が重要視されます。
協調性をアピールする例文は、以下を参考にしてください。
【協調性をアピールする例文】
私は、周囲と協力して目標を達成する協調性に自信があります。相手の立場や状況を理解し、自分の役割を柔軟に変えて支えることを常に意識してきたからです。大学のゼミ活動で、班の進行が滞った際にリーダーをサポートしながら、自主的に役割を分担し直す提案を行い、全員の協力体制を整えることができました。このように、周囲との連携を大切にしながら行動する姿勢を、チームで動く消防士の現場でも活かしたいと考えています。
協調性を示す際には、チームのために自分がどう動いたかという具体的なエピソードを伝えることが大切です。自分を主張するだけでなく、相手を思いやりながら全体のバランスを取った姿勢を示すことで、実践的な協調性があると評価されやすくなるでしょう。
リーダーシップをアピールする例文
消防士の現場では、状況に応じて判断・指示を出す立場になることや、後輩を指導・育成する場面も多いです。こうした場面では、単に先頭に立つだけでなく「周囲の力を引き出してチームをまとめる力」が求められます。自己PRでリーダーシップをアピールすることで、将来現場を引っ張っていく人材としての素質も伝えられるためおすすめです。
リーダーシップをアピールする例文は、以下を参考にしてください。
【リーダーシップをアピールする例文】
私は、周囲の意見を尊重しながらまとめていくリーダーシップを大切にしています。全体の力を最大限に引き出すには、独断ではなく信頼関係を築く姿勢が必要だと考えているからです。大学の学園祭実行委員として班長を務めた際、意見の対立があった中でも、丁寧に話を聞いて調整しながら全員の納得できる形にまとめ、結果としてイベントを成功に導くことができました。このように、周囲を巻き込みながら引っ張る力を、将来の消防現場でも活かしていきたいと考えています。
リーダーシップをアピールする際には、周囲との信頼関係作りや調整の過程を伝えることで、実践的なリーダーシップがあることを伝えられます。自分中心の行動ではなく「チームを導く力」として語ることが重要です。
チームワークをアピールする例文
消防士の業務は常に複数人の連携によって成り立つため、周囲と連携しながら協力して行動する力は欠かせません。自己PRでチームワークをアピールする際には、「役割分担」や「フォロー意識」、「周囲への配慮」などを示せると効果的です。
チームワークをアピールする例文は、以下を参考にしてください。
【チームワークをアピールする例文】
私は、チームの中で自分の役割を意識し、協力し合いながら成果を出すことを大切にしています。一人の力では限界がある場面でも、周囲と支え合うことで大きな成果を生み出せると考えているからです。サッカー部での活動では、試合に出られない時期も裏方としてチームを支え、練習環境の整備や声かけなどを積極的に行い、チームの士気向上に貢献しました。どのような立場でも役割を果たし、チーム全体を支える姿勢を消防士としての現場でも活かしていきたいです。
チームワークをアピールする際は、自分が果たした役割や、チームに対してどんな貢献をしたのかを具体的に示すことが大切です。また、リーダーでなかったとしても、裏方やサポート役としてどう行動したかを伝えることで、実践的なチーム意識が伝わりやすくなります。
コミュニケーション力をアピールする例文
消防士は、現場での連携や住民対応、防災指導など、あらゆる場面で人と接する機会の多い職種です。そのため、コミュニケーション力は非常に重要な資質であり、消防士以前に公務員としても重宝されます。
コミュニケーション力をアピールする例文は、以下を参考にしてください。
【コミュニケーション力をアピールする例文】
私は、相手に合わせて柔軟に接するコミュニケーション力があります。相手の立場や状況を考えながら、伝え方や聞き方を工夫することを意識しているからです。飲食店でのアルバイトでは、年齢や性格の異なるお客様に対して適切な距離感で接客し、お客様から感謝の言葉をいただいた経験も多いです。このような柔軟で丁寧なコミュニケーション力を、消防士として住民対応や現場での連携に活かしていきたいと考えています。
コミュニケーション力をアピールする際は、相手との関係をどう築き、どのような結果が得られたのかを具体的に伝えることが大切です。また、聞く力や気配りといった要素にも触れることで、実践的なコミュニケーション能力があることをより明確に示すことができます。
体力や筋力をアピールする例文
消防士の業務は、火災現場での消火活動や高所・狭所での救助、重機材の取り扱いなど、肉体的に過酷な状況下での作業が求められる仕事です。そのため、十分な体力や筋力があることをアピールできれば「即戦力」としての信頼感にも繋がります。
体力や筋力をアピールする例文は、以下を参考にしてください。
【体力や筋力をアピールする例文】
私は、消防士の職務に必要な体力や筋力には自信があります。学生時代から継続してトレーニングを行い、日常的に体力向上に取り組んできたからです。ラグビー部に所属し、毎日の練習と筋力トレーニングに励んできたことで、強い体力と持久力を身に付けました。現在も、週5回の筋トレとランニングを継続しています。こうした継続力と体力を、災害現場での活動や厳しい訓練にしっかりと活かしていきたいと考えています。
体力や筋力をアピールする際は、継続して鍛えている習慣や実績のある経験を具体的に述べることで信頼性が高まります。また、体力だけでなく「継続力」「目的意識」といった要素も含めて語ると、より消防士向きの人物像が伝わりやすくなるでしょう。
消防士でNGとされる自己PR例文
自己PRでは、自分をアピールしたい気持ちが前に出すぎてしまい、「目立ちそうな表現」や「印象的な言葉」を選びたくなります。しかし、消防士の職務に合わない方向性のアピールは、かえってマイナス評価に繋がる恐れもあるため注意しましょう。
消防士でNGとされる自己PR例文は、以下を参考にしてください。
【NGとされる自己PR例文】
私は、誰よりも目立つ行動力と、自分の考えを貫く芯の強さが持ち味です。小さい頃から常に人の前に立つことが好きで、グループの中でも率先して行動するタイプでした。自分の意見をしっかり持ち、流されずに決断することで、周囲を引っ張ってきた自負があります。大学ゼミの発表では、テーマ決めや構成を一人で引き受け、自分の意見を中心に全体をまとめました。メンバーとの意見がぶつかる場面もありましたが、最終的には自分の案が通り、発表も成功しました。自分の判断が正しかったことに自信を持っています。消防士としても、周囲に流されず、自分の信念を貫いてリーダーシップを発揮していきたいと思います。
このような自己PRは、一見すると「自信があり主体的に行動できる人材」として映るかもしれません。しかし、「他者との協調性が欠けている」「周囲の意見を聞かない」「独断的」という懸念を抱かせやすく、消防士というチームワーク重視の職業には不向きと判断される恐れがあるため注意しましょう。



消防士に求められる能力は何かを軸にした上で考えることで、好印象を与えやすい自己PRを作成できます!
消防士の自己PRで気をつけるポイント5選
自己PRは、自分の良いところを面接官にアピールすることです。
しかしただ闇雲にアピールするだけでは、自分の魅力を伝えることはできません。
消防士の自己PRでは、以下のことに気をつけましょう。
- 熱意があることを伝える
- 仕事に活かせる内容のPRをする
- 面接カードに書いた以外のPRも考える
- 抽象的なアピールは避ける
- 実績ばかりをアピールしない
自己PRで伝えたことは、その後の面接内容にそのまま繋がります。



面接官に突っ込まれても困らないような回答を用意しましょう!
とにかく熱意があることを伝える
面接時に見られていることの1つに、積極性や意欲があります。
消防士は体育会系の職業でもあるため、どれだけ熱意があるかを伝えるのは非常に大切です。
ただし、「とにかく消防士がしたいです!」という何の具体性もないアピールは誰でも簡単に言えてしまうため逆効果。
なぜ熱意があるのか、どんなことから熱意が生まれたのかを説明できるようにしましょう。
消防士の仕事に活かせる自己PRをする
自分のアピールポイントを伝えるときには、どうやって消防士の仕事に繋げられるのかを絡めて伝えましょう。
- 部長経験がある
→ 指揮系統の大切さがわかる - 難関資格を持っている
→ 困難にも粘り強く耐えて結果を出せる - いつでもすぐに寝られる
→ 夜間の仮眠時に体力を回復でき、良いコンディションで出動できる
例えばですが「利き酒ができる」という特技があったとしても、消防の仕事とはまったく関係がなく、プラスイメージに繋げられるような話もしづらいでしょう。
自分にどんな特技やアピールポイントがあったとしても、仕事にどう還元できるかが重要です。



一般的に見たらすごい特技を持っていても、仕事と関連付けられなかった場合、面接官からしたら「だから?」となってしまいますよね!
面接カードに書いた内容以外の自己PRも考える
前述したとおり、消防士の面接は面接カードに書いた内容をもとに進められます。
しかし、面接カードに書ける自己PRは100文字程度。
面接官があなたに興味を持った場合、面接カードに記載されている内容以外も聞き出そうとしてくる場合があります。
そうなったときに困らないように、事前にいくつか予備の自己PRも用意しておきましょう。



ここでしっかりと対応できれば、準備ができる人だなと評価が上がります!
抽象的なアピールは避ける
自己PRは抽象的でなく、具体的な内容を織り交ぜながら話す必要があります。
具体性がないと、面接官はあなたがどのように物事に取り組んで来たのかがイメージしづらく、上辺だけで話しているのではないかと勘違いさせてしまうからです。
もし「部長経験があって、指揮系統の大切さがわかる」という自己PRをする場合、以下のことを具体的に話しましょう。
- どのような苦悩があったのか
→ リーダーシップが上手く発揮できず、チームがバラバラだった。 - どのような改善策を打ち立てたのか
→ 全員で会議をして認識のズレを確認しあい、今後どうするかの共通認識を持った。 - その結果どうなったのか
→ チームの目標を達成するために必要なことを声がけできるようになり、他の部員たちも
それがなぜ必要なのかを理解し、チームに一体感が出た。
上記のように具体性を持たせることで、アピールポイントが伝わりやすくなります。
結論として「指揮系統が重要で、共通認識のもとで仕事をすれば結果が出ることがわかるからこそ、部隊の中で役割を果たせる」というところまで繋げましょう。



もちろん冗長に話すのではなく、短時間で、端的にわかりやすく話す必要があります。
実績ばかりをアピールしない
自己PRというと、自分のできることをひたすら羅列する人がいます。
確かにアピールすることは大事ですが、ただの押し売りになってしまうと「マウントを取りに来ている」と勘違いされてもおかしくありません。
面接は自分のすごさを伝える場ではなく、相手が求めているものをこちらが提供できるかどうかを伝える場です。



自慢大会ではないことを理解しておきましょう。
消防士採用試験に受かるための面接対策法
自己PRのみならず、面接全般に使える対策法をご紹介します。
- 徹底的に自己分析をする
- 求められている人物像を把握しておく
- 実際に試験でされた質問を把握しておく
- プロに何度も添削してもらう
対策以外の「面接に関して知っておきたいこと」を、以下の記事で詳しく説明していますので、併せてご覧ください。


徹底的に自己分析をする
面接ではあなた自身のことを聞かれるわけですから、自分のことは誰よりもよく理解しておく必要があります。
- なぜ消防士になりたいのか
- どんな消防士になりたいのか
- 自分の強み・弱みは何か
- 過去どんなことに取り組んできて、何を感じてきたのか
パッと思いついたことではなく、深く深く考えて出たことをメモしておき、何を聞かれてもすぐに答えられるようになるまで分析を続けましょう。



1つの質問に対して、最低でも5回は「なぜ?」と問いかけてみると、深い部分での答えが見つかります!
求められている人物像を把握しておく
面接官がどんな人材を求めているのかを把握しておけば、面接時の立ち居振る舞いに困ることがありません。
- 規律を重んじられる人
- メンタルが強い人
- 向上心の強い人
- 体力があり健康的な人
上記のポイントを踏まえると、面接時に有利な立ち居振る舞いとしては、礼儀正しく、ハキハキと熱意を持って受け答えをすることが正解です。
いわゆる体育会系の雰囲気を出したほうが、求められる人物像に近い対応がしやすいでしょう。
消防士はガツガツした人でないと、やっていけない仕事です!



1つの質問に対して、最低でも5回は「なぜ?」と問いかけてみると、深い部分での答えが見つかります!


実際に試験でされた質問を把握しておく
実際に過去の試験でどんな質問をされたのか知っておくことで、より面接の対策がしやすくなります。
毎年被っている質問内容もあるため、他の受験者と差をつけるためにも、絶対に把握しておきたい情報です。
「東消塾」は過去の受験者がされた質問データを残しています。
他の受験生と差をつけたいと思う人は、ぜひリンクをクリックしてみてください。



データを手に入れられるかどうかで、受験難度がグッと変わります!
プロに何度も添削してもらう
1番効果的な面接対策はやはり、プロに頼んで緊張感のある雰囲気で模擬面接をしてもらうことです。
自分では気づかない点を指摘してもらえますし、場慣れもしてきます。
家族や友人が相手だと緊張感に欠けるため、目上の方やプロに頼むほうがよいでしょう。



ここを面倒だからとサボってしまうと、倍率の高い消防士採用試験ではすぐに採用枠から弾かれてしまいます。
他の受験生も本気で取り組んでいて、それでも受かるのが難しい試験です!
徹底的に面接対策する人だけが消防士になれる
消防士採用試験の自己PRについてのまとめです。
- 面接は「面接カード」に書いた内容をもとに進行する
- 自己PRは仕事に繋がる内容で具体的に伝える
- 面接対策は自己分析・過去データ・プロの添削が必須
2次試験では、体力試験よりも面接試験のほうが重要視されています。
多くの人が落ちてしまう難関でもあるため、どれだけしっかりと対策するかが重要です。
「プロに対策してもらうにも、予備校は行きたくない。」という人は、ぜひ「東消塾」の公式LINEを友だち登録してみてください。
自分が予備校に入るべきなのかどうか、どうやって対策していくべきなのかなど、無料で相談に乗ります。



消防士は本気で準備した人だけがなれる仕事です。夢を本気で叶えたいなら、それなりの覚悟が必要!
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