

東京消防庁採用試験の対策に特化したスクール「東消塾」を運営している、TOMO LABOです!
東京消防庁では、令和7年度より消防官採用試験Ⅲ類において2回目の試験を行うことになりました。
「試験が2回行われるってことは今までより倍受かりやすいのか?」と言われるとそうではありません。
ただ、1回目の試験に不合格だった方でも2回目の試験で合格できる可能性はあります。
東京消防庁の消防官採用試験に合格するためにも、この記事を読んでⅢ類の試験概要について詳しく理解しておきましょう。
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東京消防庁採用試験Ⅲ類の2回目とは?


東京消防庁は、令和6年度まで消防官採用試験Ⅲ類で年に1回しか試験を実施していませんでした。しかし、令和7年度からは2回目の試験を実施すると発表されています。
現在、高校卒業程度を想定した消防官Ⅲ類採用試験を9月から11月にかけて実施しているところですが、令和7年度より、これに加えて2回目の採用試験を実施します(令和8年1月実施予定)。高校生や専門学校生などの方々に対し、より多くの受験機会を提供することができるようになります。
引用:採用試験の変更内容について
実施期間は「令和8年1月11日(日)〜令和8年2月27日(金)」となっています。応募期間は、令和7年11月25日(火)午前10時00分から12月5日(金)午後5時00分までです。
第1次試験の最終合格発表日が「令和7年11月21日(金)」のため、東京消防庁採用試験Ⅲ類の1回目で不合格だった方でも2回目のチャンスがあります。



従来よりも東京消防庁に合格するチャンスが増えました!
1回目と2回目の試験はどちらを受験するべき?


1回目と2回目のどちらかしか受験できない場合は、1回目の試験を受験するのがおすすめです。
1回目を受験すべき理由は、以下の通りです。
- 1回目の試験の方が採用予定者数が多い
- 2回目の試験の試験会場は東京のみ
- 今年から導入されたばかりなので詳しいことがわからない
単純に1回目の方が採用予定者数が多いため、合格できる可能性が高いです。また、2回目は試験会場が東京のみになるため地方の方にとっては負担になります。
試験内容は1回目と2回目で違いはありませんが、細かいことは不明です。そのため、全体として対策方法もわかっている1回目の試験をおすすめします。



どうしても1回目に受験できない方は2回目を受験しましょう!
去年までとの試験内容の違い


令和6年度までの東京消防庁採用試験Ⅲ類は、1回しか実施されていませんでした。令和7年度から、2回目の試験が実施されることにより一部変更点があるため、事前に確認しておきましょう。
東京消防庁採用試験Ⅲ類における1回目と2回目の違いは、以下の表を参考にしてください。
試験詳細 | Ⅲ類(1回目) | Ⅲ類(2回目) | 1回目と2回目の違い |
---|---|---|---|
日程 | 【第1次試験 実施会場】札幌・仙台・東京・大阪・福岡・鹿児島 | 【第1次試験 実施会場】東京 | 試験会場が東京のみに変更 |
採用予定者数 | 190名 | 30名 | 1回目よりも採用予定者数が大幅に減少 |
第1次試験 | 教養試験・作文試験・適性検査 | 教養試験・作文試験・適性検査 | 変更無し |
第2次試験 | 身体・体力検査・口述試験 | 身体・体力検査・口述試験 | 変更無し |
合格発表 | 東京消防庁ホームページに掲載 | 東京消防庁ホームページに掲載 | 変更無し |
給与 | 初任給 約264,700円 | 初任給 約264,700円 | 変更無し |
1回目と2回目では、試験会場や採用予定者数が異なります。しかし、試験内容や合格発表、給与などに違いはありません。
東京消防庁の試験内容について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。



何が違うのかを事前に確認しておきましょう!
東京消防庁採用試験Ⅲ類2回目の注意点


東京消防庁採用試験Ⅲ類2回目の注意点は、以下の3つです。
- 1月以降に行われる他の消防本部の試験と被る恐れがある
- 2回目を受験しても合格する保証はない
- 2回目の試験では採用予定者数が少ない
1回目と2回目の両方を受験することで、東京消防庁に合格する可能性を高められるのは事実です。
ただ、確実に合格できる保証はないため、受験前に注意点を理解した上で受験するかどうかを検討することが大切です。



受験を検討している方は必ず確認しておきましょう!
1月以降に行われる他の消防本部の試験と被る恐れがある
東京消防庁採用試験Ⅲ類の2回目は、1月以降に行われる他の消防本部の試験と被る恐れがある点に注意しましょう。消防官採用試験の多くは9月頃から行われますが、消防本部によっては12月や翌年の1月から採用試験を実施することもあります。
東京消防庁採用試験Ⅲ類2回目の試験を受験した場合、他の消防本部の試験と被り受験できないかもしれません。
受験できたとしても、それぞれの消防本部における事前調査が不十分なことで両方不合格になる恐れもあります。そのため、他の消防本部の受験も検討している方は注意が必要です。



申し込み期間などにも注意が必要です!
2回目を受験しても合格する保証はない
2回目を受験しても合格する保証がないことも理解しておくべき注意点です。2回受験することで合格率を高められるのは事実ですが、2回目の採用予定者数はたった30人です。※令和7年度実施試験
また、1回目で不合格だった場合、2回目の試験までに合格ラインまで様々な点を改善しなければいけません。数か月で不合格から合格ラインに乗せるのもかなり難しいため、2回目を受験しても合格する保証はないことを理解しておきましょう。



来年の1回目の試験に向けて、あえて2回目を受験しないのもおすすめです!
2回目の試験では採用予定者数が少ない
東京消防庁採用試験Ⅲ類2回目では、採用予定者数が少ないのも注意が必要です。1回目の採用予定者数が190名なのに対し、2回目は30名となっています。
また、1回目と同時期に行われる他の消防本部の採用試験で不合格だった方も受験することが予想されます。結果として、1回目と同等もしくはそれ以上に高い倍率になることも考えられるため注意しましょう。



2回目の試験に自信がない方は他の消防本部を受験するのもおすすめです!
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