TOMO LABOこんにちは!本記事は東消塾を運営している、東京消防庁OBのTOMOLABOが解説します!
先日、令和7年度(2025年度)の東京消防庁消防官Ⅲ類2回目試験の一次試験が終了しました。
本年度から導入された「Ⅲ類試験・年2回実施」という新たな制度の中で、2回目の合格を目指して全力を尽くした受験生の皆様、本当にお疲れ様でした。
東消塾では、塾生の皆様へのアンケートや独自の問題分析に基づいて、どこよりも早い一次試験の合格予想ラインや平均点の推移を紹介します。
本記事で合格の可能性が少しでもある方は、二次試験に向けて面接対策と体力試験に臨みましょう!
狭き門?公式データで見る三類2回目試験の概要
まず始めに、東京消防庁が公式に発表している採用予定者数等の基本情報を確認しておきましょう。
令和7年度の大きな特徴は、なんといっても「年度内に2回試験が実施されたこと」です。
しかし、1回目と2回目では、その「門の広さ」が全く異なります。以下の比較表をご覧ください。
| 項目 | 1回目試験(終了) | 2回目試験(今回) |
| 採用予定者数 | 190名 | 30名 |
|---|---|---|
| 受験者数 | 2,365名 | (集計中) |
| 最終合格者数 | 481名 | 75〜100名(予想) |
| 最終倍率 | 約4.9倍 | 約10倍(予想) |
表を見てわかる通り、三類2回目試験の採用枠は「30名」と非常に絞られています。
1回目試験では約5人に1人が合格していることから、2回目試験は狭き門といえるでしょう。
このことを踏まえると、東京消防庁の傾向として、「一類(大卒区分)も三類(高卒区分)も2回目試験のほうが倍率が高い」という事実が浮かび上がってきます。
東京消防庁2回目試験の結果は以下の記事で解説しているので、ぜひご覧ください。





公務員試験では、辞退者を見越して多めに合格者を出すのが通例です。
したがって3類2回目の最終合格者は75名〜100名程度になるのではないかと見ています!
三類2回目の教養試験は異例の「易化」
今回の試験を受けた受験生の多くが、試験中にこう感じたのではないでしょうか。
「あれ、、、いつもより解きやすい…?」
その感覚は、決して間違いではありません。
東消塾の講師陣が問題を分析した結果、今回の教養試験は「基礎的で解きやすい問題」が並んでいました。
東京消防庁の教養試験は、2時間で合計45題を解く形式です。内訳は以下のとおり。
- 文章理解や数的処理を含む知能分野が27題
- 人文・社会・自然科学を含む知識分野が18題
令和7年度三類1回目試験にて、問題の難易度が高かったことの反動か、数的判断の分野が極めて基礎的なレベルにまで平易化していました。
一見すると、試験の問題が簡単になるのは受験生にとって喜ばしいことのように思えます。
しかし選考試験においては、高得点の受験生が多発する「シビアな状況」を生み出すのも事実です。



試験の難易度が下がるのは、嬉しいニュースとは言い切れませんね…
【独自予想】三類2回目の平均点と合格ボーダーライン
では、具体的に何点取れていれば三類2回目は安心できるのでしょうか?
ここでは、東消塾が独自に行った受験生アンケートの結果を紹介します。
東消塾・受験生の自己採点状況
東消塾の独自アンケートで最も回答が多かったボリュームゾーンは、以下の通りです。
【三類2回目・一次試験】
自己採点結果:27点 〜 28点 付近
東消塾生の多くは、20点後半〜30点という高得点帯に到達していました。
東消塾の合格ライン予想
上記のデータを踏まえ、三類2回目・一次試験突破のスコアを以下のように予測します。
- 合格者平均点予想: 31点 前後
- 最低ボーダーライン: 26点 付近
今回の試験に限っては、「25点以下」での合格はかなり厳しい状況と予想しました。
例年の東京消防庁採用試験であれば、20点台前半でも合格の可能性はあります。
しかし今回は「低得点からの逆転合格」は極めて起こりにくと言わざるを得ません。



26点以上を取れているかどうかが、まずは一つの基準になるかもしれません。
合否を分ける最大のカギは「作文」
「教養試験でみんなが高得点を取っているなら、どこで差がつくの?」
その答えは間違いなく「作文試験」です。
令和7年度三類2回目の論作文テーマ
「困難を乗り越えた経験と、そこから学んだことを東京消防庁でどう生かしていきたいか」
今回のテーマは、公務員試験や採用試験において非常にオーソドックスなものでしたね。
一般的なテーマだからこそ、「内容の具体性」で大きな差がつきます!
合格する作文の2つの条件
採点官に響く作文にするためには、以下の構成が不可欠です。
- エピソードの具体性
- 部活動での厳しい練習、怪我からの復帰、アルバイトでの人間関係の悩みなど、「どんな困難で、どう考え、どう行動したか」が映像として浮かぶように書かれているか。
- 消防官としての「生かし方」への接続
- 単なる思い出話で終わらせないこと。
- 「この経験で培った粘り強さは、過酷な災害現場でこそ生きる」「チームで乗り越えた経験は、小隊活動の連携に繋がる」など、東京消防庁で働く自分の姿とリンクさせているか。
盲点となる「字の丁寧さ」
さらに、3類(高卒区分)の受験生に強く意識していただきたいのが、「字の綺麗さ、丁寧さ」です。
これは精神論ではなく、採点官に対する第一印象として極めて重要な要素になります。
東消塾で多くの受験生の添削を行ってきた経験上、内容が優れていても、字が雑であるだけで説得力が欠けて見えてしまうのです。



試験官も一人の人間です。文字の丁寧さは、面接試験における身だしなみ・あいさつなどの第一印象につながると覚えておきましょう!
三類2回目・二次試験対策と今後の展望
一次試験の手応えがあった方も不安な方も、今は気持ちを切り替えて「二次試験」の準備を始めましょう!
三類2回目・二次試験のポイント
二次試験の内容は、体力検査や1km走といった身体能力の確認に加え、個人面接(口述試験)が行われます。
今は体力試験よりも面接試験が重視されるため、
- 体力試験対策:1割
- 面接対策:9割
という配分で試験対策を進めることをおすすめします。
東京消防庁の面接試験では、受験生の志望動機を非常に深く掘り下げてきます。
「付け焼刃の対策」や「マニュアル通りの暗記」では、最終合格は望めないでしょう。
東京消防庁に本気で合格したい方は、実際に予備校の模擬面接試験や、元東京消防庁の職員に対策を聞くことをおすすめします。



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