
東京消防庁に合格するためには、小論文試験対策が必須です。
教養試験で合格ラインに達していても、小論文試験が不合格なら一次試験を突破できません。
受験を控えている方の中には、「小論文試験の対策方法がわからない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
初めて受験する方でも、小論文試験の正しい対策法を理解できれば、合格ラインに達することは可能です。
本記事では、東京消防庁における小論文試験の概要や過去に出題されたテーマ、具体的な対策法を解説します。
最後まで読めば、具体的な対策法を理解でき、初めて受験する方でも小論文試験に突破できる力を身に付けられるでしょう。
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東京消防庁における小論文試験の概要


東京消防庁の小論文試験は、一次試験で実施されます。
教養試験や適性検査と同日に実施されるため、バランスよく対策しておくことが重要です。
具体的な概要は、以下の表を参考にしてみましょう。
| 概要 | Ⅰ類(1回目) | Ⅰ類(2回目) | Ⅲ類(1回目) | Ⅲ類(2回目) |
|---|---|---|---|---|
| 日程 | 令和7年5月11日(日) | 令和7年9月7日(日) | 令和7年9月7日(日) | 令和8年1月11日(日) |
| 詳細 | 課題式による論文試験(600字以上 800字程度):1題1時間 | 課題式による作文試験(600字以上 800字程度):1題1時間 | ||
小論文試験は、Ⅰ類・Ⅲ類ともに1回目と2回目での試験内容に違いはありません。
どちらを受験する方でも、過去のテーマを参考に対策しておきましょう。



試験当日の細かい内容は、受験票に記載されています!
【重要】小論文試験の令和7年度からの変更点


東京消防庁の小論文試験では、令和7年度から以下の点が変更されました。
| ③論文(作文)試験の変更について |
|---|
| 論文(作文)試験を600字以上800字程度、1時間で実施するように変更します。 (昨年度までは800字以上1200字程度、1時間30分で実施) |
令和7年度からは、文字数と試験時間が短縮されています。
つまり、今までよりも少ない文字数で簡潔に文章をまとめる力が求められるということです。
現状では、令和8年度試験もこの基準で実施される可能性が高いです。
ただ、絶対に同じであるという保証はないため、最新の試験情報を必ず確認しておきましょう。



過去のテーマで練習する際にも、令和7年度以降の基準に沿って練習することをおすすめします!
東京消防庁で実際に出題された小論文の過去問テーマ


東京消防庁において、過去の試験で実際に出題された小論文テーマを紹介します。
なお、令和7年11月時点で実施されている試験区分はⅠ類とⅢ類です。
Ⅱ類の過去問も紹介しますが、現在は実施されていない点に注意しましょう。



テーマの傾向という点から、余裕のある方はⅡ類のテーマも確認しておくことをおすすめします!
東京消防庁Ⅰ類試験(令和2年~令和7年度)の過去問
- 令和7年度
-
- 東京の地域特性をあげ、都民が安心して暮らせる都市の実現に向けて、東京消防庁が推進すべき取組についてあなたの考えを述べよ。(1回目)
- 多様性を尊重する職場を実現するために、組織としてどのような取組をすべきか、東京消防庁に限らず一般的な組織を前提として具体的に述べよ。(2回目)
- 令和6年度
-
- 都民が東京消防庁に期待することをあげ、その期待に応えるために東京消防庁が行うべき施策についてあなたの考えを述べよ。(1回目)
- 消防職員に高い倫理観が求められる理由をあげ、消防職員として都民の信頼を得るためにあなたが取り組むことを述べよ。(2回目)
- 令和5年度
-
- 消防職員の使命についてあなたの考えとその達成に向けてあなたができることを述べよ。(1回目)
- 東京消防庁の職員に求められる倫理観や規律の遵守が求められる理由についてあなたの考えを述べよ。(2回目)
- 令和4年度
-
- 都民から信頼される消防官となるために、あなたが実践することを具体的に述べよ。(1回目)
- 今後の社会情勢を踏まえ、質の高い行政サービスを提供するために、消防官としてあなたが取り組むことを述べよ。(2回目)
- 令和3年度
-
- デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現が人間社会にどのような影響を与えるのか、あなたの考えを具体的に述べなさい。(1回目のみ実施)
- 令和2年度
-
- 下の資料(省略)から傾向を読み取り、行政機関が発信する情報を都民に広く周知するための効果的な方法を考え、具体的に述べなさい。(1回目)
- 社会人として必要なものを3つ挙げ、それを身に付けるためにあなたが今後どう取り組んでいくのか具体的に述べよ。(2回目)



Ⅰ類試験では、自分に関することよりも、東京消防庁全体や消防職員として具体的に何をすべきかを問うテーマが多いです!
東京消防庁Ⅱ類試験(平成30年度~令和4年度)の過去問
令和5年度の試験以降、Ⅱ類試験は実施されなくなりました。
余裕のある方は、参考までに確認しておきましょう。
- 令和4年度
-
- 東京消防庁の職員として大切だと思うことを、今までの経験を踏まえて述べなさい。
- 令和3年度
-
- 官公庁がソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を積極的に活用することの利点とその活用方策、さらにその際に注意すべきことを具体的に述べなさい。
- 令和2年度
-
- あなたの経験から「失敗を糧に成長できた」と考えられる事柄をあげ、今後当庁で仕事をしていくうえでそれをどのように生かしていくのか、あなたの考えを具体的に述べなさい。
- 令和元年度
-
- 職場におけるチームワークの重要性とチームワークの醸成に対する取り組み方について、あなたの考えを具体的に述べなさい。
- 平成30年度
-
- SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が社会に与える影響についてメリットとデメリットを挙げ、それに対するあなたの考えを具体的に述べなさい。



過去5年で2回もSNSについて出題されているのが特徴です!
東京消防庁Ⅲ類試験(令和2年~令和7年度)の過去問
- 令和7年度
-
- あなたが考える東京の魅力をあげ、東京消防庁の職員としてどのように活躍していきたいか具体的に述べよ。(1回目)
- 令和6年度
-
- あなたが感じる東京消防庁の魅力と、消防職員としてどのように成長していきたいかについて述べよ。
- 令和5年度
-
- あなたが東京消防庁を希望する理由と、どのように成長していきたいかを述べよ。
- 令和4年度
-
- 東京消防庁の職員として、10年後のあなたがどんな成長を遂げているか述べなさい。
- 令和3年度
-
- 自ら考えて行動するために日頃から行うべきことを具体的に述べなさい。
- 令和2年度
-
あなたの経験から「失敗を糧にして成長できた」と考えられる事柄を挙げ、今後当庁で仕事をしていくうえでそれをどのように生かしていくのか、あなたの考えを具体的に述べなさい。



Ⅲ類試験では、東京消防庁の現状を理解した上で、将来像を問うテーマが多いです!
【令和8年度】東京消防庁の小論文試験テーマ予想


東京消防庁の小論文試験テーマは、試験当日まで公表されません。
そのため「確実にこれが出題される」と言い切ることは不可能です。
しかし、過去問から来年の小論文テーマを予想することは可能です。
具体的には、以下の内容のどれかから出題される可能性が高いと考えています。
- 消防官や社会人としてあるべき姿や考え方
- 過去の災害やそれに対する対策について
- 東京都や東京消防庁が行っている取り組みについて
特に出題される可能性が高いのは、「消防官や社会人としてあるべき姿や考え方」についてです。
東京消防庁では、Ⅰ類とⅢ類どちらも受験者自身に関するテーマが出題されています。
そのため、小論文試験に臨む際には、自己分析を徹底的に行っておきましょう。
また、東京都や東京消防庁の取り組みに関することも調べておくことが大切です。



テーマを1つに絞るのは不可能ですが、傾向を絞ることは可能です!
【4ステップ】東京消防庁の小論文試験おすすめ対策法


小論文試験では、毎年出題されるテーマが変わるため、テーマを絞るのはほぼ不可能です。
しかし、過去問をもとにある程度の傾向を理解できれば、練習にも活かせるでしょう。



小論文試験の対策法について、手順別にまとめました!
小論文を書き始める前に、過去にどのようなテーマが出題されたのかをまとめましょう。
最低でも、過去5年分は見ておくのがおすすめです。
ある程度過去問が確認できたら、どのような出題ジャンルがあるのかを分類してみましょう。
分類の仕方を以下にまとめました。
- 災害・防災について
- チームワークや仕事について
- 自分自身について
- 社会問題について
ある程度出題ジャンルを分類できたら、近年の試験傾向を確認しましょう。
近年の試験傾向が掴めれば、要点を絞った対策が可能です。
出題される可能性の高いジャンルから対策することで、効率的に小論文試験対策を進められます。
出題傾向やテーマが明確になったら、実際に小論文を書いてみましょう。
実際に書くことで、自分の弱点や強みを把握しやすくなります。
また、効率的に対策するためにも、第三者からフィードバックを貰うことが大切です。
ただ「小論文を見られる人が周りにいない…」という方もいるかもしれません。
そんな方は、「東消塾」の活用も検討してみましょう。
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オンラインで小論文の添削ができるため、住んでいる場所に関係なく利用できます。
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小論文試験の対策法について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみることをおすすめします。


東京消防庁の小論文試験に合格するためのポイント3選


東京消防庁の小論文試験に合格するためのポイントは、以下の3つです。
- 小論文の採点方式について知る
- 予備校を活用する
- 小論文に関する参考書で対策する
小論文に合格できるかどうかは、正しいポイントを押さえられるかにかかっています。
以上の項目を参考に対策すれば、大幅に合格率を高められるでしょう。



これらのポイントを試すだけで、他の受験者よりも一歩リードできます!
小論文の採点方式について知る
まずは、小論文の採点方式について知ることが大切です。
小論文は、「減点方式」で採点されていると考えられています。
つまり、満点を目指せるように対策するよりも、凡ミスを抑えて平均点以上を確実に取ることが重要です。
小論文試験の評価部分としては、以下のようなものが挙げられます。
- 誤字脱字がないか
- 丁寧に書く努力をしているか
- 文字の表記方法にミスがないか
- 文章構成がおかしくないか
- 末尾の表現が統一されているか
以上の基本的な部分が完璧にできていれば、平均点以上を狙えます。
内容を意識するあまり、基本的な部分でミスをしないように対策することが重要です。



字が得意でなくても、丁寧に書く努力が伝われば問題ありません!
予備校を活用する
予備校を活用することで、小論文試験の対策を効率的に行えます。
予備校には、小論文試験の過去問や試験傾向のノウハウが充実しています。
さらに、過去の合格者の小論文も閲覧できるため、参考にしながら対策を進めることが可能です。
ただ、「小論文試験対策の予備校でどこを選べば良いかわからない…」と悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
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小論文に関する参考書で対策する
小論文試験に合格するためのポイントは、小論文に関する参考書で対策することです。
参考書には、小論文の書き方や注意点、過去のテーマなどがまとめられています。
正しく活用できれば、少ない費用で効率的な対策が可能です。
中でも、「完全攻略 東京消防庁の消防官採用試験 小論文・面接試験編」をおすすめします。
東京消防庁OBが執筆しており、実体験をもとにした重要なポイントが全て網羅されています。
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そのため、「とりあえず1冊参考書が欲しい」という方は、この1冊を持っておけば間違いありません。



消防官採用試験でおすすめの参考書について知りたい方は、以下の記事も参考にしてみましょう!


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東京消防庁に合格するためには、小論文試験対策が欠かせません。
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