
令和7年度10月7日に、東京消防庁の「I類2回目」と「Ⅲ類1回目」の1次試験合格発表が行われました。合格だった方は2次試験対策に進むと思いますが、不合格だった方もこれで全て終わりというわけではありません。
不合格でも、今後の目標によって何をするべきかは異なるため、不合格だった事実を受け止め、最善の道を考えることが大切です。
今回は、東京消防庁1次試験の合格者数と倍率や各試験結果における今後の動きを解説します。この記事を読むことで、令和7年度における東京消防庁1次試験結果について知れるだけでなく、合格・不合格者が次に何をするべきかも明確に理解できるでしょう。

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東京消防庁1次試験の合格者数と倍率


東京消防庁では、令和7年度10月7日に「I類2回目」と「Ⅲ類1回目」の1次試験合格発表が行われました。まずは、東京消防庁の公式サイトを参考にし、採用区分別の合格者数と倍率を確認しておきましょう。



Ⅰ類とⅢ類を各見出しに分けて紹介します!
東京消防庁I類2回目試験結果
東京消防庁I類2回目の1次試験結果は、以下の表を参考にしてください。
受験者数 | 合格者数 | 1次試験倍率 |
---|---|---|
802名 | 197名 | 4.0倍 |
1次試験の倍率は4.0倍であり、比較的高い数値と言えます。参考までに、東京消防庁Ⅰ類1回目の1次試験では、受験者数2,309名に対し978名が合格しました。1次試験倍率は2.4倍となっており、2回目試験の方が倍率が高いことがわかります。



これらは年によっても変わるため、必ずしも2回目試験の方が倍率が高いというわけではありません!
東京消防庁Ⅲ類1回目試験結果
東京消防庁Ⅲ類1回目の1次試験結果は、以下の表を参考にしてください。
受験者数 | 合格者数 | 1次試験倍率 |
---|---|---|
2,365名 | 1,169名 | 2.0倍 |
1次試験の倍率は2.0倍であり、Ⅰ類2回目試験の半分となっています。ただ、1回目試験ということもあり、受験者数が多いため2.0倍でも難易度は高いです。



単純な倍率だけでは考えられないため、2.0倍で不合格になったとしても悲観的になる必要はありません!
東京消防庁の1次試験に不合格だったらどうする?


東京消防庁の1次試験に不合格だった場合は、まず落ち着いて今後の進路を見つめ直すことが大切です。なぜなら「これからどうしたいのか」という目的によって、取るべき行動や準備の方向性が大きく変わるからです。
多くの受験者は、1次試験不合格後に次のような選択肢を検討しています。
- どうしても東京消防庁に入りたいからもう1度受験する
- 場所を問わず消防士になりたいから他の市町村を受験する
- 消防士は諦めて他の公務員を目指す
①のケースでは、東京消防庁2回目試験を受験するか来年の試験に向けて準備するのがおすすめです。②のケースでは、東京消防庁の1次試験不合格後でも応募できる受験先が残っていることも多いため、自分で調べてみましょう。
③のように消防官採用試験の再受験を検討していない場合、警察官や自衛官、市役所など他の職種も検討してみるのがおすすめです。



消防官採用試験に不合格だった場合の今後についてより詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください!


東京消防庁の2次試験はいつ?


東京消防庁の1次試験に合格した方は、2次試験がいつなのかを確認しておく必要があります。すでに2次試験対策をしているかもしれませんが、モチベーションを上げるためにも再度確認しておきましょう。
令和7年度の東京消防庁採用試験の2次試験日は、以下の表を参考にしてください。
2次試験日 | 会場 | |
---|---|---|
I類2回目 | 10月25日(土) | 東京 |
Ⅲ類1回目 | 10月25日(土)、10月26日(日)、11月1日(土)、11月2日(日)、11月 8日(土)、11月9日(日)のいずれか指定する日 | 東京 |
参考:消防官Ⅲ類|採用情報|東京消防庁採用情報サイト
Ⅰ類2回目の試験日は10月25日のみなのに対し、Ⅲ類1回目の試験日は複数の候補があります。合格した方は自分の試験日がいつなのかを必ず確認し、2次試験本番に向けて面接対策をしておきましょう。



面接を含めた2次試験対策について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください!


2次試験に合格するために今からやるべきこと3選


2次試験に合格するために今からやるべきこととしては、以下の3つが挙げられます。
- 想定される質問に対する回答を準備する
- 模擬面接で第三者からフィードバックを受ける
- 面接試験対策のできる予備校を活用する
1次試験に合格できたからといって、喜んでいる時間はありません。早い人では、2次試験まで残り3週間を切っています。少しでも面接試験合格率を高めるために、今からやるべきことを理解しておきましょう。



本来はもっと早くから対策すべきですが、今から対策しても間に合うため必ず確認しておいてください!
想定される質問に対する回答を準備する
2次試験に合格するために今からやるべきこととして、想定される質問に対する回答を準備することが挙げられます。消防官採用試験の面接で聞かれやすい質問は、以下の通りです。
- 志望動機
- 自己PR
- 受験先を選んだ理由
- どんな消防士になりたいか
- 趣味や特技
- 学生時代に頑張ったこと
- 併願状況
以上のような質問には、漠然とした答えではなく実体験を交えた具体的なエピソードで答えることが大切です。PREP法(結論→理由→具体例→結論)を意識して、自分の言葉で自然に話せるよう練習しておくのがおすすめです。



ここで紹介したのはあくまで一例であり、消防官採用試験の面接で聞かれやすい質問&回答例は、以下の記事でまとめています!


模擬面接で第三者からフィードバックを受ける
2次試験に合格するために今からやるべきこととして、模擬面接で第三者からフィードバックを受けることが挙げられます。模擬面接では、面接試験本番に近い雰囲気で面接対策ができるため、自分では気付かない話し方の癖や態度なども改善可能です。
特に、消防官採用試験の面接では回答内容だけでなく、姿勢や表情、声のトーン、面接マナーといった非言語的な印象も重視されます。そのため、第三者に評価してもらうことでより効果的な面接対策ができるでしょう。



面接経験の豊富な講師だけでなく、友人や家族に面接官役をお願いするのもおすすめです!
面接試験対策のできる予備校を活用する
2次試験に合格するために今からやるべきこととして、面接試験対策のできる予備校を活用することが挙げられます。予備校では、消防官採用試験に特化した講師から直接学ぶことができ、短期間で実力を伸ばすことが可能です。
予備校選びで迷っている際には、以下の内容に当てはまっているかどうかを参考にしましょう。
- 消防官採用試験合格実績があるか
- 消防士経験のある講師がいるか
- 面接対策ができる予備校か
- 過去の利用者の口コミが良いか
以上を踏まえておすすめなのが「東消塾」です。東消塾は、オンラインで東京消防庁をメインとする消防官採用試験合格を目指す予備校であり、講師には消防士OBが多数在籍しています。また、過去には東京消防庁合格実績も豊富にあり、面接対策も消防官採用試験に特化したものとなっています。
「効率的に面接対策をして合格したい」という方は、東消塾の面接対策講座を活用してレベルアップを目指しましょう。



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消防官採用試験の面接対策なら「東消塾」がおすすめです。先ほど紹介した内容に加え、東消塾を実際に利用した方は、東消塾に対して以下のような感想を持っています。
🧑🚒 Aさん(大学4年・東京消防庁志望)
面接対策動画を見て、自分の伝え方が明確に変わったのを実感しました。志望動機の深掘りの方法や、話すときのポイントがとても分かりやすくて、自信が持てるようになりました。本番の面接が楽しみになるなんて、正直びっくりです。
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