東京消防庁採用試験の対策に特化したスクール「東消塾」を運営している、TOMO LABOです!
「消防士に転職したい」と思っていても、どうやって対策すれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか?
正しい対策方法を知らなければ、消防士に転職するのは難易度の高いものになってしまいます。反対に、正しく効率的な対策方法を知っていれば、合格率を大幅に高めることが可能です。
この記事を読むことで、消防士に転職したいと考えているあなたの悩みを解決できるでしょう。
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消防士に転職するのは簡単?
消防士への転職は非常に難しく、合格倍率は5〜10倍となっています。例えば、令和5年度の東京消防庁の採用倍率は5.0倍であり、5人に1人しか合格できません。
東京消防庁の合格倍率からもわかる通り、消防士に転職するためには高倍率の試験を突破する必要があります。正しい試験対策やコツを理解しておけば対応できることも多いため、試験を受ける前に理解しておくことが大切です。
全員が対策しているためライバルに勝てる対策が必要です!
消防士になるためには?
消防士になるためには、消防官採用試験に合格する必要があります。消防官採用試験では、以下のような試験が行われます。
- 教養試験
- 論作文試験
- 体力試験
- 面接試験
「消防士は体力仕事だから体力試験だけ頑張ればいいんでしょ?」と思っているとライバルに負けてしまう可能性が高いです。実は、試験時の体力試験はある程度運動していれば、問題ない程度の試験となっています。つまり、体力試験で周りと差をつけるのは難しく、それ以外の場所で自分をアピールすることが大切です。
そして、全ての試験で平均以上を取る意識も重要です。消防士の仕事は、災害出動以外にも市民対応や職場の人間とのコミュニケーションなど様々な能力が必要となります。そのため、総合的な能力で合否を判断される可能性も高く、まんべんなく適切な対策をしておくことが大切です。
試験概要についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
意外にも体力以外の部分が重要です!
消防士試験合格へのコツ
消防士試験に合格するためには、以下5つのコツを抑えておくことが大切です。
- コツ①試験ごとのコツを理解する
- コツ②試験日から逆算してスケジュールを立てる
- コツ③試験当日と同様の流れで練習する
- コツ④合格後に活用できる資格を取得する
- コツ⑤消防士の予備校を利用する
消防士試験のコツを事前に知っているかどうかで試験合格率を大幅に高められます。全て自己流で対策するよりも、効率的に試験対策ができるでしょう。
実際にやって良かった対策のコツを紹介します!
コツ①試験ごとのコツを理解する
消防士試験の1つ目のコツは「試験ごとのコツを理解する」ことです。例えば、東京消防庁教養試験の範囲を細かく見ると17科目にもなります。
引用:東京消防庁消防官(Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類)採用試験案内 令和2年度
上記に加えて、論作文試験や体力試験、面接試験なども対策しなければいけません。何のコツも知らずに対策を進めても、非効率かつ適切に全てをカバーできない恐れがあります。そのため、試験対策を始める前にどんな点に注意して対策を行うべきかを理解しておくことが大切です。
消防士試験対策に関しては、以下記事にもまとめているため気になる方は参考にしてください。
ただやみくもにやっても効率が悪いので、試験別のコツを理解しておきましょう。
教養試験
教養試験におけるコツは「時間配分」です。教養試験では「暗記で解ける問題」と「暗記で解けない問題」があります。それぞれの違いについては、以下の通りです。
・「暗記で解ける問題」→知識分野(人文科学(国語、歴史、地理)、社会科学(法学、政治、経済、社会情勢)、自然科学(数学、物理、化学、生物)) ・「暗記で解けない問題」→知能分野(文章理解、英文理解、判断推理、空間概念、数的推理、資料解釈) |
東京消防庁の試験では上記が合計で45問出題され、2時間以内に解答しなければいけません。時間配分を間違えてしまうと、十分に考えられず正解できる問題を間違えてしまう可能性があります。そのため、暗記で解ける問題でわからない部分があれば飛ばし、知能分野に時間を割きましょう。ある程度解答し終わった後に時間があれば、知識分野でわからなかった部分を考えることをおすすめします。
教養試験は、消防士採用試験の中でも最も対策が必要な部分です。教養試験で合格ラインを超えていないと、二次試験の体力試験や面接試験に進めないため注意しましょう。
東京消防庁の教養試験内容をより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
時間配分を普段の学習から意識しましょう!
論作文試験
論作文試験の多くは、一次試験で教養試験の後に行われるのが一般的です。東京消防庁の場合、800字以上1,200字程度でⅠ類及びⅡ類は論文試験、Ⅲ類は作文試験が行われます。試験時間は、1時間30分です。
参考:東京消防庁消防官(Ⅰ類・Ⅱ類・Ⅲ類)採用試験案内 令和2年度
論作文試験のコツは「何度も書いてみる」ことです。適当にテーマを決めて作成するのではなく、ポイントを抑えた上で練習することが大切です。論作文試験が苦手な人は、いきなり描き始めてしまいます。しかし、論作文試験のテーマに対して、大枠をある程度決めてから描き始めることで効率よくまとまりのある文章に仕上げることが可能です。
また、テーマは自分が受けたい消防本部の過去のテーマを参考にしてみましょう。東京消防庁では、過去5年間で以下のようなテーマが出題されています。
分類 | 出題年度 | テーマ |
東京消防庁Ⅰ類試験 | 令和5年度(1回目) | 消防職員の使命についてあなたの考えとその達成に向けてあなたができることを述べよ。 |
令和5年度(2回目) | 東京消防庁の職員に求められる倫理観や規律の遵守が求められる理由についてあなたの考えを述べよ。 | |
令和4年度(1回目) | 都民から信頼される消防官となるために、あなたが実践することを具体的に述べよ。 | |
令和4年度(2回目) | 今後の社会情勢を踏まえ、質の高い行政サービスを提供するために、消防官としてあなたが取り組むことを述べよ。 | |
令和3年度(1回目) | デジタルトランスフォーメーション(DX)の実現が人間社会にどのような影響を与えるのか、あなたの考えを具体的に述べなさい。 | |
令和2年度(1回目) | 下の資料(省略)から傾向を読み取り、行政機関が発信する情報を都民に広く周知するための効果的な方法を考え、具体的に述べなさい。 | |
令和2年度(2回目) | 社会人として必要なものを3つ挙げ、それを身に付けるためにあなたが今後どう取り組んでいくのか具体的に述べよ。 | |
令和元年度(1回目) | 資料「救急車を呼んだ理由」(グラフは省略)から読み取れる課題と対応策について、あなたの考えを具体的に述べなさい。 | |
令和元年度(2回目) | 資料「主な出火原因別火災件数」(グラフは省略)から読み取れる課題と対応策について、あなたの考えを具体的に述べなさい。 | |
東京消防庁Ⅱ類試験 | 令和4年度 | 東京消防庁の職員として大切だと思うことを、今までの経験を踏まえて述べなさい。 |
令和3年度 | 官公庁がソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を積極的に活用することの利点とその活用方策、さらにその際に注意すべきことを具体的に述べなさい。 | |
令和2年度 | あなたの経験から「失敗を糧に成長できた」と考えられる事柄をあげ、今後当庁で仕事をしていくうえでそれをどのように生かしていくのか、あなたの考えを具体的に述べなさい。 | |
令和元年度 | 職場におけるチームワークの重要性とチームワークの醸成に対する取り組み方について、あなたの考えを具体的に述べなさい。 | |
平成30年度 | SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が社会に与える影響についてメリットとデメリットを挙げ、それに対するあなたの考えを具体的に述べなさい。 | |
東京消防庁Ⅲ類試験 | 令和5年度 | あなたが東京消防庁を希望する理由と、どのように成長していきたいかを述べよ。 |
令和4年度 | 東京消防庁の職員として、10年後のあなたがどんな成長を遂げているか述べなさい。 | |
令和3年度 | 自ら考えて行動するために日頃から行うべきことを具体的に述べなさい。 | |
令和2年度 | あなたの経験から「失敗を糧にして成長できた」と考えられる事柄を挙げ、今後当庁で仕事をしていくうえでそれをどのように生かしていくのか、あなたの考えを具体的に述べなさい。 | |
令和元年度 | 都民に信頼されるためにあなたが消防官になって努力すべきことを具体的に述べなさい。 |
東京消防庁の論作文試験内容をより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
第三者に添削してもらうのがおすすめです!
適性検査
消防士試験では、適性検査が行われることもあります。試験内容は、以下の通りです。
- クレペリン検査:数字の足し算を繰り返す検査
- 性格検査:時間内に複数の質問に答える検査
上記のような検査を行い、受験者の基礎的な能力や性格を測定します。適性検査に明確なコツはなく、難易度が高いものではないため当日試験官の指示に従って受験しましょう。
正確性とスピードが重要な試験です。
体力試験
消防士の仕事は体力を使うことが多いため、試験に体力試験が設けられています。例えば、東京消防庁の体力試験内容は以下の通りです。
- 1km走
- 反復横とび
- 上体起こし
- 立ち幅とび
- 長座体前屈
- 握力
- 腕立て伏せ
東京消防庁の場合、姿勢ややり方などが厳しく設定されているため、試験官の指示を聞き逃さないように実施することが大切です。
体力試験のコツは「体力だけを見られているわけではない」ということです。体力以外にも、体力試験を通して協調性や指示通りに動けるかどうかなども見られていることを理解しておきましょう。
東京消防庁の体力試験について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
当日も試験の意図を理解して行動しましょう!
面接試験
消防士試験のほとんどでは、面接試験も行われます。面接試験のコツは「消防士適性があることをアピールする」ことです。消防士は、体力だけあれば良いというわけではありません。
例えば、災害が無い時には市民対応を行ったり、災害時の現場では隊員同士のコミュニケーションや協調性が必要です。面接試験では、実際に消防士として働けそうかどうかを見られているため、面接試験対策も怠ってはいけません。
消防士としての適性があると判断してもらえるようにするためにも、以下の点をアピールするのがおすすめです。
- コミュニケーション能力:隊員同士でのやり取りが多いため
- 協調性:災害現場ではペアとなって行動することが多いため
- 強靭な精神力:悲惨な現場を目撃したり辛い訓練を乗り越える必要があるため
- 体力:24時間勤務というシフトと勤務中は体力を多く使うため
- 正しい判断能力:災害現場では一瞬で正しい判断をしなければいけないため
また、過去に面接試験で聞かれた質問などもあらかじめ確認しておき、質問に対する回答も考えておくことをおすすめします。
消防士として働いても問題なさそうだと思ってもらえるような対策が重要です!
コツ②試験日から逆算してスケジュールを立てる
消防士試験合格のコツ2つ目は「試験日から逆算してスケジュールを立てる」ということです。消防士試験では、教養試験や体力試験、面接試験など様々な対策をしなければいけません。バランスよく対策するためにはスケジュールを立て、計画的に対策を進めることが大切です。
東京消防庁の場合、以下のようなスケジュールで対策を進めるのがおすすめです。
1〜3月は、教養試験の知能分野対策をメインに対策するのがおすすめです。教養試験の知能分野に関しては暗記すれば良いわけではありません。問題の特性や解き方などを理解する必要があり、慣れるまでに時間がかかるため早めに対策を始めましょう。知能分野対策ができたら、知識分野を対策するのがおすすめです。知識分野に関しては、暗記がメインとなるため全体的に要領を抑えて学習しましょう。
一次試験が9月前後に行われるのが一般的なため、7月や8月は過去問対策をメインにして二次試験対策も少しずつ始めるのがおすすめです。一次試験終了後には、模擬面接を繰り返し行い、面接の雰囲気や受け答えまでのスムーズさなどに磨きをかけましょう。
一次試験に合格する前から面接試験対策も少しずつ始めることで面接試験対策もばっちりです!
コツ③試験当日と同様の流れで練習する
消防士試験合格のコツ3つ目は「試験当日と同様の流れで練習する」です。当日の流れで練習することで、自分自身の強みや弱みをより深く理解できます。例えば、教養試験や論作文試験対策が得意だったとしても、1日にまとめて実施すると集中力が続かないということも考えられます。事前に理解できていれば対策も講じられるため、実際の試験を想定して対策するのがおすすめです。
東京消防庁の試験の場合、一次試験で教養試験に加えて論作文試験と適性検査が行われ、二次試験で身体・体力検査と口述試験(面接試験)が行われます。対策する際には、1日で教養試験と論作文試験、適性検査をまとめて行い、面接対策は別日に対策するのがおすすめです。
練習と本番だと環境が変わるので当日スムーズに動けるように対策するのがおすすめです。
コツ④合格後に活用できる資格を取得する
消防士試験合格のコツ4つ目は「合格後に活用できる資格を取得する」ということです。消防士になりたいという強い気持ちを持っていても、面接で確実に面接官に伝えられる保証はありません。しかし、資格を取得しておくことで熱意をアピールできるだけでなく、合格後にどのような場面で活躍できるのかを明確にできるためおすすめです。
消防士試験合格におすすめな資格は以下の5つです。
- 救急救命士
- 大型免許
- 玉掛け技能講習修了
- 潜水士免許
- 危険物取扱者
どれも消防士として働く中で活かせる資格なため、時間に余裕のある方や消防士の中でも希望する仕事が明確化している方は事前に取得することをおすすめします。
資格で熱意をさらにアピールしましょう!
救急救命士
救急救命士は、救急車が病人やけが人を病院へ搬送する間に処置を施せる国家資格のことです。救急救命士資格を保有していない救急隊員でも基本的な処置は可能です。しかし「特定行為」と呼ばれる分野に関しては救急救命士しかできず、救急の道に進みたいと考えている方は救急救命士資格を取得することをおすすめします。
救急救命士が行える処置に関しては、以下を参考にしてください。
引用:救急救命士とは
救急隊を目指す人の多くが取得する資格の1つです。
大型免許
大型免許は、消防の現場で活躍するはしご車や化学消防車なども運転できる資格です。消防隊に配属されても、大型免許がなければ運転はできません。大型免許の取得条件は、21歳以上で中型、準中型、普通、大特免許のいずれかの免許を取得しており、経歴が通算3年以上の者と決められています。
参考:受験資格
「機関員」と呼ばれる運転や操作などをメインにした隊員として働きたい方は、大型免許の取得がおすすめです。
消防車が好きな人は大型免許を持っていると有利かも?
玉掛け技能講習修了
玉掛け技能講習修了は、クレーンでフックに物をかけられるようになる国家資格のことです。基本的には、移動式クレーン運転士免許と同時に取得します。移動式クレーン運転士免許を持っていることで、クレーンの操作も可能です。
クレーン作業ができることで、現場で大きな障害物を動かしたい時に活躍できます。救助隊を希望する方は重宝される資格となるため、事前に取得しておくのがおすすめです。
救助隊で特殊な技術を発揮したい人におすすめです。
潜水士免許
潜水士免許とは、海や河川などの水中で作業できるようになる国家資格です。消防の中には「水難救助隊」があり、水難事故をメインとして出動する隊があります。海や川が近い消防本部では水難事故が起きることもあり、潜水士として活躍できる場面も多いためおすすめです。
しかし、消防本部によっては水難救助隊自体が無い事もあるため注意が必要です。水難救助隊に入りたい方は、受験前に受験する消防本部に水難救助隊があるかどうかを確認しておきましょう。
水難事故のプロになりたい人は潜水士を目指してみては?
危険物取扱者
危険物取扱者は、消防法に基づいた危険物の取り扱いができるようになる国家資格です。資格の中でも甲種、乙種、丙種に分かれており、必要に応じて選択する必要があります。一般的な消防現場で使用する可能性があるのは乙種第4類であり、難易度も比較的低いです。
消防本部によっては消防学校で取得することもあるため、事前に確認しておくのがおすすめです。また、甲種は消防法で定められた第1類~第6類全てを取り扱えるようになるため、余裕のある方は甲種を受験してみましょう。
消防学校で取得する消防本部もあります!
コツ⑤消防士の予備校を利用する
消防士試験合格のコツ5つ目は「消防士の予備校を利用する」ということです。消防士試験に合格するためには、実際に試験に合格した経験がある人や現役消防士などに意見を聞いた方が有利です。独学で学習していると、第三者に的確なアドバイスを受けられず、方向性が合っているかどうかもわかりません。しかし、消防士の予備校には過去に消防士試験合格経験のある講師や消防士OBがいる可能性も高いです。また、過去のデータから効率的に試験対策できます。
消防士の予備校を利用するなら、東消塾がおすすめです。東消塾は、消防士採用試験合格をメインに掲げたオンラインスクールであり、東京消防庁OBも在籍しています。教養試験対策だけでなく、論作文試験や面接試験対策も行っているため、消防士試験全体の対策が可能です。不合格者に対しては全額返金保証もあるため、安心して利用できるでしょう。
東消塾で一緒に合格を目指しましょう!
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消防士の転職に成功する人の特徴
消防士の転職に成功する人の特徴は、以下の通りです。
- 計画通りに物事を進められる
- 責任感や協調性がある人
- コミュニケーション能力の高い人
残念ながら、試験を受けた全員が消防士に転職できるというわけではありません。しかし、上記の特徴がある人は比較的消防士の転職に成功しやすいです。続いては、どのような点が消防士の転職に繋がるのかを解説します。
転職に成功する人には共通点があるんです!
計画通りに物事を進められる
計画通りに物事を進められる人は、消防士の転職に成功しやすいです。消防士採用試験は、一次試験や二次試験日が決まっており、計画的に進められれば難易度が高い試験ではありません。試験日に合わせて正しい方法で計画的に対策を進めることで、合格率を高めることが可能です。
また、計画性は消防士に合格した後も必要になります。消防本部によっては、定期的に実技試験が行われたり新たな資格取得の学習が必要になったりします。つまり、計画性は消防士として働くうえで重宝される能力です。面接試験でも計画性がある旨と消防士になってからどのように活かすのかを伝えることで、転職に成功しやすくなるでしょう。
計画性があれば試験勉強もスムーズに進みます!
責任感や協調性がある人
責任感や協調性がある人も、消防士の転職に成功しやすいです。消防士の現場では、市民の命を預かる場面も多いため責任重大です。責任を果たすためには、隊員同士で協力して迅速かつ的確に救助や救命活動を行う必要があります。どちらかが欠けていると消防士の仕事はできないため、責任感や協調性の両方が必要です。
面接試験の際には、責任感や協調性が発揮されたエピソードを伝えましょう。勉強だと自分だけの話になってしまうため、部活やアルバイトなど誰かと協力して大きな何かを達成したエピソードがあると説得力が増すためおすすめです。
消防士として1番大事な特徴です!
コミュニケーション能力の高い人
コミュニケーション能力の高い人も消防士の転職に成功しやすいです。消防士は、現場以外の部分でも多くのコミュニケーションを取る必要があります。隊員同士の性格や特徴などを深く理解していなければ、実際の現場でも円滑なコミュニケーションは取れません。
面接試験では、数多くの人と仲良くなれるといったエピソードよりも、深い関係性を築いた経験を伝えるのがおすすめです。なぜなら、消防士には広く浅い関係よりも深く狭い関係の方が重要となる場面が多いからです。コミュニケーション能力も伝え方次第で面接官の受け取り方も異なるため、消防士としてどのように活用できるのかも考えておきましょう。
一日中一緒にいるため、コミュニケーションを取る機会も多くなります。
消防士への転職で後悔しないために大切なこと
消防士への転職で後悔しないために大切なことは以下の5つです。
- 入社後の明確な目標を決める
- 命の関わる仕事でありプレッシャーが多いことを理解する
- 民間企業とは働き方や考え方が異なる部分がある
- 上下関係に厳しい
- 現役消防士に話を聞いてみる
たとえ消防士に合格できたとしても、転職して良かったと思えるかどうかは別です。実際に、入社する前は消防士への熱意が非常に高くても実際に働いてみて後悔する人もいます。入社後に後悔しないためにも、事前に知っておくべきことを確認しておきましょう。
中には入社後に後悔して辞める人もいるんです。
入社後の明確な目標を決める
入社後の明確な目標を決めることで、消防士に転職した後も後悔せずに仕事を続けられます。なんとなくの憧れで消防士を志す方もいますが、消防士といっても様々な仕事があります。イメージしやすい消防隊や救助隊だけでなく、救急隊や日勤業務、指令室など入ってみて初めて知る業務もあるでしょう。
そして、あなた自身が希望通りの部署に配属されるかどうかはわかりません。入社後の明確な目標が無いと、希望する部署に配属されなかった場合に「こんなはずじゃなかった」と感じる恐れがあります。モチベーションを保ちどんな仕事でも全力で向き合うためにも、入社後の明確な目標を決めておくことが大切です。
救助隊や救急隊などどんな目標でもいいので考えておきましょう!
命の関わる仕事でありプレッシャーが多いことを理解する
消防士の仕事は、命のかかわる仕事でありプレッシャーも多いです。現場で人を助けられない場面に遭遇することも多々あります。また、助けられなかった時に市民の方に責められたり、現場でミスをして上司に厳しく怒られることも多いです。そういう仕事だということを理解しているかどうかで、入社後に後悔しづらくなるでしょう。
また、重要な仕事だからこそ責任やプレッシャーが多いと捉えることもできます。初めて目にする悲惨な現場もあるため、すぐに慣れることはできないかもしれません。それでも向き合い続けることで、精神面の成長にも繋げられる可能性が高いです。
面接でプレッシャーに弱いということは伝えないようにしましょう。
民間企業とは働き方や考え方が異なる部分がある
消防士と民間企業では、働き方や考え方が異なる部分が多いです。1日の仕事は24時間勤務で2交代制や3交代制であり、体力的にも慣れるまできついと感じるかもしれません。また、利益を考える営利企業とは異なり、市民のことを第一に考えるという部分も特徴的です。
民間企業と同じような感覚で考えていると、様々なギャップに困惑してしまう恐れがあります。民間企業から消防士に転職を考えている方は、現在の会社とは異なり全く新しい業界だということを再認識しておくことが大切です。
消防ならではの特徴を知っておくことが大切です。
上下関係に厳しい
消防士は、上下関係に非常に厳しいのも特徴です。現場で市民の命を助けるだけでなく仲間の命を預かることもあります。1つのミスが重大事故に繋がる可能性もあるため、普段から厳しい上下関係が培われています。
部活や今までの仕事で同じくらい厳しい環境にいた方なら問題ないかもしれません。しかし、初めて体育会系のコミュニティに属する方はかなり厳しいと感じる恐れがあることも理解しておきましょう。
礼儀や挨拶はしっかりしましょう!
現役消防士に話を聞いてみる
現役消防士に話を聞いてみるのも、転職後に後悔しないための方法です。身近な知り合いや消防予備校の講師に話を聞いても、消防士OBでなければリアルな話は聞けません。しかし、現役消防士や消防士OBであれば、実際に働かなければわからなかったリアルな体験談を聞くことが可能です。
現役消防士や消防士OBに直接話を聞いて転職後も後悔しないように働きたいと考えている方には、東消塾をおすすめします。東消塾には、消防士OBが多数在籍しており、東京消防庁や横浜消防など人気の消防本部に居た方の体験談を聞ける可能性が高いです。消防本部別に特徴が異なるため、消防士OBに話を聞きたい方は東消塾を利用してみましょう。
現役消防士や消防士OBの方の意見は非常に参考になります!
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消防士に転職する際の注意点
消防士に転職する際には、体力以外にも必要な要素が多いということも理解しておきましょう。体力があれば有利なのは確かです。しかし、消防士採用試験では教養試験や面接試験、論作文試験などもあり総合力が試されています。そのため、バランスよく全ての対策を行わなければ消防士に転職するのは難しいでしょう。
また、独学のみで試験対策するのはおすすめしません。なぜなら、どこを重点的に対策すれば良いのかや近年の試験の特徴、実際の試験の体験談などもわからないからです。効率的かつ少しでも合格率を高める方法で消防士採用試験対策を行うことが大切です。
対策する分野が多いので、効率的にできるかどうかが鍵を握ります!
消防士に転職したいなら東消塾がおすすめ
消防士に転職するためには、正しい方法で効率的に対策することが大切です。
東消塾なら、東京消防庁のような大きな消防本部への転職実績も豊富であり、試験対策ノウハウも多く揃っています。
さらに、消防士OBの方の話を聞くこともできるため、貴重な体験となり試験にも活かせるでしょう。
東消塾で一度話を聞いてみてはいかがでしょうか?
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