消防士になるためのオンラインスクール「東消塾」の講師と代表を務めるTOMO LABOです。
東京消防庁採用試験は難易度がとても高く、なんの対策もなしに受かるのはほぼ不可能です。ただし、しっかりと内容と出題傾向を理解し対策を練れば、合格する確立はグッと上がるでしょう。
そこで、今回の記事では「東京消防庁採用試験の具体的な試験内容とその対策」について解説していきます。
試験に合格し、消防士として将来活躍したい人はぜひ最後まで読んでみてください。
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東京消防庁は世界No.1の消防力で東京を守る組織
東京消防庁は、島しょ地域と多摩地域の一部を除く、都内のほぼ全域を管轄としています。
人々の生命・身体・財産を、あらゆる災害から守るのが使命です。
都心はもちろんのこと、東京湾や山間部での災害にも迅速に対応しています。
職員数は約18,600人と日本最多数を誇り、消防車両や機材の数においても東京消防庁の右に出るものはいません。
東京消防庁の消防力・組織力は、日本のみならず世界においてもNo.1の実力です。
東京消防庁採用試験の流れを紹介
東京消防庁採用試験の受験から合格までのステップをご紹介します。
試験内容については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
東京消防庁採用試験の流れ
東京消防庁の採用試験の受験応募は、基本的にはインターネット申込みのみとされています。
ただし、インターネット環境が整っていない場合には郵送でも申し込み可能です。
1次試験の内容には、以下の項目があります。
- 教養試験
- 論(作)文試験
- 資格・経歴評定
- 適性試験
上記の試験項目の中で「資格・経歴評定」は、特別な資格を保有していたり、スポーツや音楽の経歴に秀でている人のみ申請して受けられる試験です。
決められた項目に当てはまる”加点対象の資格を有する人”以外は受ける必要はありません。
1次試験に合格した人のみ、2次試験に進むことが可能です。
- 身体・体力検査
- 口述試験
身体検査では、消防士として職務遂行に支障をきたさない健康な身体を持っているかを検査します。
体力検査は、過酷な現場でも活動ができるかどうかの体力測定です。
口述試験とは面接のことで、近年の傾向として特に重視される試験項目になっています。
合格したらすぐに仕事が始まるわけではありません。
試験に合格するとまず「採用候補者名簿」に登録され、そこから初任教育を受けるために「消防学校」へ入学し、卒業後に順次消防署へ採用されていく流れです。
そのため、実際に消防士として入庁するまでには少し期間が空きます。
【1次試験】東京消防庁採用試験に受かるための3つの対策
東京消防庁採用試験は難易度が高く、1次試験の時点で落ちてしまう人も少なくありません。
まずは1次試験に受かるためにも、しっかりと対策を練りましょう。
配点の高い科目から優先的に勉強する
1次試験の「教養試験」は、試験科目がとにかく多いです。
出題分野 | 科目 |
---|---|
知能分野 | 文章理解、英文理解、判断推理、空間概念、数的処理、資料解釈 |
知識分野 | ・人文科学 国語、歴史、地理 ・ 社会科学 法学、政治、経済、社会事情 ・自然科学 数学、物理、化学、生物 |
これらすべてを均等に勉強していては、勉強時間がいくらあっても足りません。
そのため、配点の高い科目を優先的に勉強するのが効率的です。
- 配点の高い科目:文章理解、判断推理、数的処理 など
- 配点の低い科目:人文科学、社会科学 など
少しでも他の試験科目に費やせる時間を確保するためにも、比重を置く科目を決めてから勉強を始めましょう。
「教養試験」について、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
過去問から出題傾向をつかむ
過去問を解くことで、大体の出題傾向がつかめるようになります。
過去数回にわたって出題されている問題もあるので、そこを中心に覚えておけば、点数を稼ぎやすくなるでしょう。
また、過去問を解いていると実際の試験を受けるときの時間配分の練習にもなります。
時事問題に対して自分の意見を持つクセを付ける
1次試験の「論(作)文試験」における小論文は、物事に対する分析がしっかりとできるかどうか、問題に対して自分の意見をハッキリと述べることができるかが試される試験です。
そのため、今世の中で起きていることを常に理解し、それに対しての意見を普段から持つように心がけておくことが対策になります。
日頃から小論文の練習をしておき、かつ第三者に自分の小論文を添削してもらうことも重要です。
「論(作)文試験」に関して、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
【2次試験】東京消防庁採用試験に受かるための2つの対策
2次試験は、現場で働くために必要な要素を持っているかどうかを判断する重要な試験です。
合格に向けて、1次試験よりも力を入れて取り組みましょう。
あらかじめ身体づくりをしておく
「体力検査」では、以下の項目で体力を計測します。
- 握力
- 上体起こし
- 長座体前屈
- 反復横跳び
- 1km走
- 立ち幅跳び
普段から筋力トレーニングや柔軟をしっかりとしておくことで、十分対策はできます。
1次試験の勉強ばかりにならず、身体も定期的に動かしておきましょう。
「体力検査」については以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
今までの経験や志望動機、将来のビジョンを話せるようにしておく
「口述試験」では、口ごもることなく、ハキハキと自信を持って受け答えができるようにしておきましょう。
そのためには、なぜ東京消防庁で働きたいのか、将来どんな消防士になりたいのかを明確にする必要があります。
実際に試験官に聞かれることをまとめました。
- 「なぜ東京消防庁を志望したのか」
- 「東京消防庁に入庁してどんな仕事がしたいのか」
- 「自分の長所と短所について」
- 「自分が思う消防士にとって大切なことはなにか」
まずは自己分析から始めると、より志望動機や将来のビジョンがハッキリするのでおすすめです。
「口述試験」については以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
東京消防庁採用試験に絶対受かり人は【東消塾】がおすすめ
東消塾は「本気で消防士になりたい」という人のために僕が作り上げた、東京消防庁の採用試験に特化したオンラインスクールです!
東消塾を受講すれば、本記事内で紹介してきた試験対策のすべてがカバーできます。
体力試験対策においても、トレーニングの仕方や食事バランスなどを指導。最短で最大の学習効果が得られます。
消防士になりたい場合は予備校に通って勉強をするのが一般的ですが、なぜオンラインスクールである東消塾がおすすめなのか、詳しく解説していきます。
「東消塾」についてより詳しく解説している記事がありますので、ぜひそちらもご覧ください!
東消塾のおすすめポイント①:自分に合った学習プランが選べる
東消塾は自分に合った学習方法を選べるよう、3つの受講プランを用意しています。
プラン | ベーシックコース | アドバンスコース | 東消塾チャレンジコース |
---|---|---|---|
料金 | 26,400円/月 +教材費44,000円 | 35,200円/月 +教材費44,000円 | 780,000円 (買い切り) |
論文対策 | 2回/月 | 無制限 | 無制限 |
東京消防庁共通模試 | 有料 | 無料 | 無料 |
学習計画作成 | ー | あり | あり |
1on1学習 ミーティング | ー | 1回/月 | 2回/月 |
東消OBとの グループワーク | ー | あり | あり |
個別学習指導 | ー | ー | あり |
オンライン自習室「ovice」 | 一部使用制限あり | 使い放題 | 使い放題 |
受講内容に記載の【manabo】は、365日リアルタイムで質問対応が可能なスマホアプリサービスです。
学習内容についての「わからない」が瞬時に解決できます。
自己管理ができて自主学習が得意な人には「ベーシックコース」、より能動的にしっかりと学習したい人には「アドバンスコース」、何が何でも合格を目指したいという人には「東消塾チャレンジ」がそれぞれおすすめです。
東消塾のおすすめポイント②:実際に東京消防庁で働いていた講師が在籍
他の予備校と違い、東消塾の講師には東京消防庁で消防士として実際に働いていたOBが在籍しています。
OBたちとの交流は試験勉強に対するモチベーションアップにも繋がりますし、なにより実際の試験に関する「生きた情報」が得られるのがポイントです。
東京消防庁採用試験に受かりたい人にとって、これほど力強い味方はいません。
東消塾のおすすめポイント③:消防士試験の合格に特化している
一般的な予備校の学習内容は消防士試験に特化しているわけではなく、消防士試験以外のあらゆる公務員試験に対応しています。
それに対し、東消塾は消防士合格に特化した学習内容となっているため、予備校と比べてより専門的で高度な学習が可能です。
東京消防庁以外にも、全国の消防本部に対する試験サポートもおこなっており、実際に東京消防庁以外で勤務する消防士も多数排出しています。
東消塾のおすすめポイント④:好きなときに好きな場所で受講できる
東消塾のオンライン講義は社会人でも学べるよう、20時からとなっていますが、講義はすべてアーカイブとして残るため、好きなタイミング・好きな場所で受講可能です。
通学型の予備校と違い、何度でも同じ講義を聞き返せます。
東京消防庁採用試験に関するまとめ
東京消防庁採用試験に独学で合格するのはとても困難です。
しかし、しっかりと傾向を理解し対策を練ることで、合格は確実に近づきます。
自分で学習や準備をするのが難しい人は、東消塾を受講すれば最短で合格も狙えておすすめです。
「国民を守りたい」「誰かの笑顔のために働きたい」という強い思いで東京消防庁に勤めたいなら、本気で準備をして採用試験に合格しましょう。
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